ウィルス対策ソフト カスペルスキー [モノ好き]
ウィルス対策ソフトとしては、自宅でも職場でもウィルスバスターを使用してきたのですが、ウィルスバスター2007にアップデートしたあと、しばしばパソコンの負荷が高くなったり、常に50-100MBもの多量のメモリーを使用しているのが気になってきました。前者はpcscnsrv.exeというプロセス、後者はtmproxy.exeというプロセスが原因です。ウィルスバスター2007に関しては、他にも症状がでているケースがあるようで、症状や対策をまとめたweb ページまであります。http://sonobelab.com/knowhow/computer/vb2007.html
今回、お試し版のNorton Internet Security 2007とKaspersky Internet Security V6をこの順番で試しました。ウィルス対策ソフトですから、一度アンインストールしてからもう一度インストールする必要がありますし、インストール後半日近くかかって完全スキャンが行われます。
で、試してみた結果ですが、NortonもKasperskyもメモリー使用量では(私がタスクマネージャーで判定する限り)10-20MBと良好でした。設定方法は、Nortonのほうがわかりやすく、Kasperskyは可能な設定が多いことと用語の意味も(私には)不明なものが多々あり、ちょっと不安になりました。ただ、決定的だったのは、ウィルスバスター2007,Nortonと完全スキャンしたあとのパソコンにインストールしたにもかかわらず、Kasperskyがメールの添付ファイルを中心に100個近いウィルスを発見したことです。私はOutlook2003を使っているため、保存したメールは暗号化した圧縮ファイルになっているのですが、Norton、ウィルスバスター2007ではOutlook保存ファイルの内容までチェックしないようです。メールの受信時にはウィルスバスターがチェックしていたはずですが、そのときにはウィルスとして認識されなかったのでしょう。
添付ファイルは迷惑メールの添付ファイルで、開くこともなく保存ファイルとしておかれていたので、被害はなかったと思います。が、これだけの機能、性能の差をみせられて、即刻Kasperskyにのりかえることに決めました。ただし、実際に使いそうな機能はKaspersky Anti Virus v6.0で十分なのでそちらを選択しネット購入しました。1週間くらい使用していますが、今のところ快調です。受信メールのウィルス発見は1件。サポートはJust systemで安心ですが、電話でPOP over SSLがなかなか伝わらず、相談員がまだこの手の製品になれていない印象をもちました。それでも職場でもKasperskyに乗り換える予定です。
*) なお、一度インストールして再びアンインストールしたNorton Internet Security 2007の後遺症で、共有フォルダが使用できなくなりました。IRPstacksizeというregstry変数を勝手にかきかえてそのままにされてしまうみたいです(体験版とはいえやめてほしいな。。。)。例えば以下のサイトが参考になりました。
http://www.mone.jp/mt/windows/atom.xml
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