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プロバンス リュベロン地方周遊 [旅行]

はてさて前日は、とんでもないことがありましたが、今日は予定通りリュベロン地方を周遊することにします。ただし、次の宿泊はアヴィニョンなので、エクスアンプロバンス発のツアーだとあとの移動が大変です。おもいきって、タクシーを借り切る大名旅行にすることにしました。エクスアンプロバンスのホテルから、リュベロン地方(ボニュー、ラコスト、ルシヨン、ゴルド、セナンク)をめぐって、アヴィニョンまでいってもらいます。朝10時前に出発して最終的にアヴィニョンに着いたのが午後2時。料金は280Euroでした。レンタカーに比べたら高価ですが、途中の行程は道幅の狭い田舎道も多く、そのわりに80-100km/hでとばすので、自分で運転したらかなりきつかったでしょうね。昨日レンタカーを返してしまって正解だった、と思うことにしました。

リュベロン地方ですが、第一印象は乾燥した白い土地。ラベンダーやひまわりが咲いている季節なら随分印象は違っていたかもしれません。直前に滞在していたアルザスとは非常に対照的です。家も石をつみあげる形式で、結果として、廃墟も目立ちます。この日は快晴で、空がいっそう青くみえます。

訪れた村では、サド侯爵の城が残るラコストが印象的でした。観光施設もほとんどなく、ひっそりとしていて、別の時代に迷い込んだかのような錯覚さえかんじます。村の頂上からの眺めもすばらしかったです。一方、ルシヨン、ゴルドは観光客にあふれていました。遠くからながめたゴルドは絶景です。セナンク修道院はラベンダー畑が掘り返されてしまっていて、季節を選んでこないとよさがわからないでしょうね。途中、タクシーの窓からは、ブドウ畑(アルザスに比べたら随分背が低い)、たぶんラベンダーを刈り取ったあとの畑、たまにメロンやカボチャの畑が目につきました。私も10年くらい前にピーターメイルのエッセイでプロバンスにあこがれた口なんですが、一回きただけではよさがわからないかもしれません。うちの奥さんは、アルザスのほうが好みで女性ならたいていそうだろうといってました。

 


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