ブラームスチクルス 金聖響+アンサンブルオーケストラ金沢+シュロモミンツ [音楽]
ちょっと旧聞になりますが、4/22(日)に大阪のザシンフォニーホールで開かれた金聖響指揮アンサンブルオーケストラ金沢のコンサートに行ってきました。ブラームスチクルスの1回目ということで、大学祝典序曲、バイオリン協奏曲、交響曲1番という構成。うちの奥さんが、バイオリン協奏曲のソリスト、シュロモミンツの演奏にかつて大変感銘を受けたということでチケット購入しました。
会場はほとんど満員。しかもピアノの演奏会でもないのに女性が目立ちます。(休憩時間はトイレ前の行列がすごいことになってました; いつもどうにかならないかと思いますが) オーケストラが入場して驚いたのは、向かって左側にコントラバスが陣取っていること。左の方、前から2列目に席があったのですぐ目の前です。
演奏ですが、バイオリン協奏曲は期待が大きすぎたのか、今ひとつのりきれませんでした。ミンツはとにかく音がきれいだということを事前にきかされて期待していたのですが、少なくとも当日はそうは感じませんでした。アンコールは超絶技巧の曲で、たぶんすばらしい技術なんでしょうが、こちらも私にはぴんときませんでした。ちょっと残念。
うってかわって、休憩後の交響曲1番は感動しました。演奏時間をはかったわけではないですが、スピード感があって(だいたいいつもCDできいているのは年配の指揮者のものばっかりなので特にそう感じたのかも)、最後までひきこまれました。コンサートマスターのソロもよかったですね。
注)演奏開始が3時からとちょっと変則的なので注意しましょう。私たちは2時だと思ってまちがえた。。。
上海カルテット フェニックスホール [音楽]
上海カルテット+今井信子+原田禎夫
2006/11/4(土) 14:00- フェニックスホール(大阪梅田)
曲目
ブラームス四重奏曲第1番、ブラームス五重奏曲第1番
(休憩)
ブラームス六重奏曲第1番
(アンコールなし)
オールブラームスプログラムでお客さんのいりは7割がた。全体に情熱的な演奏ということもできるかもしれませんが、精緻なアンサンブルとか美しい音色という面ではいまひとつでした。原田禎夫さんのチェロはよい音色でしたが、今井信子さんのビオラは第2だったせいもあってひかえめ。
このホール、演奏の最後に舞台背面の壁が上にせりあがり、ガラス越しに梅田の街を見せてくれるのですが(特に夜はすばらしい)、今回はそれもなくちょっと残念でした。